『ベルサイユのばら』の棚
テレビアニメ観賞メモ
ベルばら熱の変なスイッチが入っている状態で、アニメベルばらLD-BOXを引っ張り出してみました。実はリアルタイムで観たっきり(当時はウルトラシリーズ2本と重なっていたので家族とチャンネル争いしながら観てまして、全部は観れてなかったりとか(^^;)で、LDも買うだけ買って長らく寝かせてました。再編集物の劇場版がBOXに入っていたのも完全忘却していたというか初めて知ったかも知れません。とんでもないですね(汗)
……杉野昭夫氏画の箱絵とジャケットが激しく観る気をそぐんです、実は(^^;A どうもベルばらには合わないというか、独特の絵柄で書かれたベルばらキャラは個人的に気持ち悪く感じるんです。……この方は作画監督じゃなかったと思うんですけど(^^;; LD-BOXが「出崎&杉野」というくくりの企画だったようなので仕方ないのですが……。
以下、文中敬称略でメモ。
原作コミックの描写とその個人的解釈を判断基準としている部分がほとんど&独断と偏見も入っていますので、アニメベルばらが好きだ!という方は不快感を感じられるかも知れません。ご注意下さい。(アニメオスカルの描写に初回からドン引きしたのを最終回まで引きずっていることと、男性キャラの描写は面白い部分も多いのでアニメアンドレ&アラン&ジェローデルを相対的に贔屓しているフシがあります(^^;A)
41話(総集編)|劇場版|1〜4話|5〜8話|9〜12話|13〜16話|17〜20話|21〜24話|25〜28話|29〜32話|33〜36話|37〜40話
まとめ|DATA
LDの最終巻にTV版総集編(最終回の後に放映されたもの)と劇場版(再編集物)が入っていたので、こちらを先に観賞しました。総集編は初映時には見ていないのではじめてです。
脇キャラのシャルロットの出番割合が多くてびっくりし、緊迫感のあるはずのシーンに明るくエレガントなBGMがあててあって場違い感に呆然とし(^^;;;、そんな所で終わるんですか、という感じでした、まる
劇場版も未見、というよりつい最近まで存在知りませんでした(^^;A ←それが収録されてるLD箱買ってるのにヾ(^^;
TV版とはキャストが変わっていて、戸田恵子オスカルがいい感じ。自分的イメージでは今のところ一番かと感じました。TV版のキャストも何かイメージ違うなと当時から思っていまして、オスカルだから宝塚女優起用というのはもっとイヤなもので(汗)。 マリー=上田みゆきはTVと同じで、固定っぽいのかな?フェルゼン=(故)富山敬、ルイ16世=井上和彦も良い感じでした。アンドレ=水島裕は……勘弁してください(^^;;; アンドレ=富山敬、フェルゼン=井上和彦でも良かったんじゃないかなーとか。(アンドレはWEBコミック版の寺杣昌紀が今のところ一番だと思ってます。)
こっちも曲が場面から浮いてるところがちらほら……衛兵隊出撃とかエンディングとかに明るくエレガントな曲かけられてもー(^^;A 一部シーンの時系列がおかしくなってましたが、編集自体は無難なところでした。絵の方は、雰囲気はさて置き、作画が綺麗という訳でも……。アニメの絵がきれい、という意見も結構見かけるのですが、バサバサ&キラキラに騙されてないか?と思ったりしますよ。単に私が崩れてる時の絵を覚えてるだけかも知れないので、このアニメ版自体を云々言うのは、やはし全部観なおしてからでないとだめでしょうか。
出崎監督の『宝島』は観てないんですけど、アラン以下衛兵隊員が海賊に見えてくるのはデフォということで。「しっぽを立てろー!」@ガンバの冒険っぽくもあるのですが、さすがにネズミには見えないし(笑) 恐るべし出崎マジック。
原作後に実写映画版(キャストはともかく、監督以下スタッフも欧米で揃えたばっかりに?日本人ウケしない映画が一丁上がり)を挟むと、TVアニメの絵&シナリオがああなったのも納得できるような気がしてきました(^^;A
<映画のプロデューサーとTVの企画は同じ人ですし
- 1話:オスカル! バラの運命(さだめ)
- 初回から父に反抗してジェローデルと決闘してと、飛ばす飛ばす(^^;A 余裕なく突っ張ってますよ一人称が「俺」のオスカルさん。原作オスカルは優等生タイプなこともありますが、意外と自然体だと思うのですよ、女が男の立場で居ることに対して。近衛兵として登場する前にひとつ乗り越えちゃってるのでしょう。アニメはかなり肩肘張ってるイメージで、キャリアウーマンが男性に負けじと「妙な方向」で無理をするのを男性監督が撮るのと似た描かれ方のような気が。書き手の性差かしらねぇと思わないでもないです。
んで、軍人として育ってるハズが上官(国王と父ね)に思いっきり反抗する娘の説得を従僕に頼む父(^^;A これは完全にボケ役脇役の原作初期とは違って、初回から一応きちんと描いてもらってる従僕くん、ツッパリ娘の立派なバランサーとして育っていることをうかがわせます。
- アンドレ6才、オスカル5才でおぼれたのがどうのこうのという思い出話有…出会った年齢が早くなってることが判明。グーで殴り合う幼なじみな二人は、『リングにかけろ』か『聖闘士星矢』を彷彿とさせます(笑)(放映時期は逆かな)。男として扱って欲しいオスカルをアンドレがそのように扱っている風にも見えたり、彼自身が男同士の友情にすり替えたがってるようにも見えないこともない(この時点でオスカルを女性として見てるのが解るカットあり)。
- エンディングのセリフ入りきましたよ(笑) あのセリフ、思いっきりネタバレなんですけど。当時は原作読了>アニメの人が多かったと思われるのでそんなに支障なかったかも知んないけど。
- 見どころ:生まれたての娘を抱え上げて、「いい事思いついたっ!」という顔をする父。
- 2話:舞え! オーストリアの蝶
- マリーちゃん初登場&フランスへお輿入れ道中。オルレアン公大暗躍(笑) いくらなんでも少年を王太子妃の身代わりにたてるのはムチャですわ、おじさん。オーストリア製のものは糸一本持ち込むことはまかりならん、という事なので、お召し替えの時にバレるでしょーに(^^;A<劇中ではバレてない謎。
- 見どころ?:どこから見ても悪役のオルレアン公。マリーちゃんの可愛らしさ無邪気さ+頭の足り無さっぷりは良く出ています(^^;A
- 3話:ベルサイユに 火花散る
- 女の戦い開始、ある意味革命より怖い。やっぱり暗躍するちょい出のオルレアン公。
デュ・バリー夫人の声は来宮良子…怖い、怖いよ(^^;A
んで、オスカルさんはやっぱり余裕がありません。ご婦人方をエスコートして一曲踊っちゃうくらいしましょーよ(笑)
- 見どころ?:女の戦い怖い(^^;;;;
- 4話:バラと酒と たくらみと、、、
- 女の戦い続き。デュ・バリー夫人エスカレート!オルレアン公が地味に暗躍してる意外は大幅に変わったところも無いので、特に印象も無かったり。
- 見どころ?:オスカルのどアップ絵一枚は結構綺麗でした。
BGMがイマふたつです。
あー、妙な違和感はあれですね、オスカルが「男装の跡継ぎ」として育っていて、「軍人、武人」としての要素がかなり薄まって、ある意味空気を読めない潔くないキャラになってるからかも。斬り込むところが原作オスカルとは何か違う。(1話)
- 5話:高貴(けだか)さを 涙にこめて、、、
- まだ続くよ女の戦い。オルレアン公がんばりすぎっ!(^^;A
- 見どころ?:落馬したルイ16世、マリーちゃんには内緒というあたりがかわいい(笑)
- 6話:絹のドレスと ボロ服
- 王太子夫妻パリご訪問〜ということで、ド・ゲメネ公、オルレアン公とふたりでがんばる。策謀担当なのは解りますが、オスカルの出番減らすくらいがんばらんでもええって(^^;A
- ラ・モリエール一家登場。ロザリーの声はやっぱり違うなぁ……ジャンヌは他キャラと比べて綺麗に描いてもらってる気がしまする。今回はアンドレが諜報部員。
- 見どころ?:沿道下見をするオスカルとお供のアンドレ、副官ジェローデル。この三人でカフェに居るのが結構面白い(笑) 隊長と副官が一緒に外出してOKなのかどうかはさて置き、不思議では無い図ではあります。
- 7話:愛の手紙は 誰の手で
- 王太子殿下がハート型の巨大錠前を細君に贈呈するところでほのぼのしたらいけませんかのぉ。
- で、運命の仮面舞踏会。オスカルを護衛に連れてる段階で身元バレしそうです(笑) デュ・バリー夫人がもう一発かましてくれ、今回はジェローデルが諜報部員してます。
- 見どころ?:フェルゼンの声は代役の堀勝之祐。実は野沢那智よりこっちが好み。
- 8話:我が心の オスカル
- お馬さん暴走事件。馬に乗りたがるきっかけとか馬暴走の引き金などは、原作より納得行くような流れです。あれだけ馬に引きずられてたら寝込んでそうなのにピンピンしてるのはおかしいですが(^^;A で、やはりアンドレはオスカルを男だと思い込みたいらしい。彼女の方は子供の頃と変わらない関係(男女区別無)を保ちたいようです。志垣太郎声、一話はそんなに違和感なかったんですけど、ここに来て妙な違和感。たぶん可愛いすぎるのだと思います。
- 見どころ?:倒れた娘を心配する父。父ちゃんも一人称「俺」ですか(^^;A 伯爵将軍というよりどこぞの船乗りネズミのようですよ。
ジェローデル声は三景啓司、ググってもプロフィールが出てこなかったけど『恐竜戦隊コセイドン』に出てたらしい資料発見。どうやらコセイダーの相方で発射の掛け声とかかけてたらしいと教えてもらう。そう言われればそういう声かなー。「ファイタスボンバー!」
- 9話:陽は沈み 陽は昇る
- ルイ15世倒れる>崩御。崩御前から次はどっちにつくかとヒソヒソする貴族達にブチ切れるオスカルさん。それ見て不思議がるジェロさんと、彼に突っ込むアンドレ。もう火花散ってますよ。で、ジェロさんも一人称「俺」ですかい(^^;A
- 政権交代が普通にドラマチックに演出されとります。原作ではむっちゃ怖かったルイ15世のご臨終顔は出ません。
- 見どころ:追い出されたデュ・バリー夫人を町外れまで送るオスカル。
- 10話:美しい悪魔 ジャンヌ
- 戴冠式がアバンタイトルで済んでしまった(^^;A
- ジャンヌ主役で、この回は作画が安定してる気がします。ジャンヌは綺麗に描いてもらってるよねぇ(笑)
新王になったことで浮かれる市民の表現が多めでしょうかの。先知ってると切ないだけですが。
- 見どころ:ロザリーの心象風景
- 11話:フェルゼン 北国へ去る
- 王妃様との謁見、待ち時間は人気パビリオン並。それをショートカットできちゃうとは、うかつで方向音痴なフェルゼンでもさすがに気がつくよなー(^^;
- 「さびしくはないのか(以下略」のやりとりがそのままなのは、一話と矛盾しそうな気がするんですよー。現状が不自然だと感じたから突っ張ってたのでは?オスカルさんや。あのフェルゼンの問いにそういう原作通りの即答するのは違うと思うのよ。
- で、フェルゼンのブレーキ=オスカル、オスカルのブレーキ=アンドレ。浮かれてるマリーちゃんは誰にも止められません(汗)
- 見どころ?:かわいそうなピエール坊やはこの回っす。
- 12話:決闘の朝 オスカルは…?
- ド・ゲメネ公とオスカルの決闘ー。の前にローズ・ベルタン登場(笑) ルイ16世陛下の貴重な登場シーンが削られてるっ(^^;A んで、大蔵大臣の愚痴を聞いてきてる(おそらく直接?)アンドレ、何者ですかアンタ(笑)
- オスカルがド・ゲメネ公を逆切れさせた時、アンドレ同席してなかったのね……どうりで決闘までいっちゃうはずだわ(^^;A
- このあたりまで来ると見慣れて来ました、絵。顔の雰囲気が落ち着いてきたようにも感じますー。
- 見どころ?:オルレアン公またかーー!(^^;;;;
原作の各エピソード+オリジナル展開で進んでますが、話をなぞってるだけという雰囲気があります。もうちょっとオスカルの気持ちの動きを丁寧に出して欲しい気はしました。あと、立ち聞きさせて情報ゲットははしたないし、上位貴族の一人称「俺」はどうかと……ジェローデルなんて誰が相手でも「私(わたくし)」で気障ーに通しそうなキャラですよ?(^^;A
アニメ版はオスカルとアンドレの別行動(というかオスカルの単独行動)が結構増えています。オスカルがロザリーと出会った11,12話あたりから、アンドレは意識して市民側に寄って行ってるのかも…と考えられなくもないです。(後半の演出に繋げる意図があったかどうかは永遠に謎なので、単に演出上の都合とギャラの都合だろーとは思う(^^;A
- 13話:アラスの風よ 応えて…
- ちょっと雰囲気変わったなと思えば、長浜監督担当は前回まで。ここからしばらくは監督不在だそうで。
- ポリニャック夫人登場回。それよりオスカルとアラスの貧しい領民との交流の方が重要ですな。物凄く解りやすいターニングポイント。時々すごくいい顔の絵があります。
でも。ジャルジェ家の領地経営はどうなってんの? パリじゃないよね、そこ。
- 見どころ?:ばあやと孫のスキンシップ(^^;A あー、このアンドレ、まだ「貴族のお屋敷に勤める上流平民」だわ(^^;
- 14話:天使の秘密
- 「文句があるならベルサイユにいらっしゃい」の話ですよー。
- 見どころ?:ロザリーの心象風景(^^;A
- 15話:カジノの 伯爵夫人
- いきなりマリーちゃんの心象風景?世継ぎはまだかー、て(汗)
んで賭博話ーかと思ったら偽懐妊話でした。そんなグダグダなオリジナルエピソード入れてたのかー。ってゆーか、当時のアレだったらいつのそれで懐妊したかどうか解るんじゃないだろーか(^^;A そもそも原因は国王陛(略 世継ぎが出来なくて5年とか劇中で言っていたような気がしますが、お嫁入りから5年であれば1775年でまだ無理(懐妊を騙ること自体が無理)。戴冠式から5年であれば長女誕生後。で、偽流産の原因がオスカル(という話にされている)であれば、彼女が世継ぎを殺したも同然なんだから近衛にも宮廷にも居られないのではないか?まだ黒い騎士も出てないのに話終わっちゃうよ?(^^;A
ストーリーから浮きまくって後始末どうするのってエピソードにて、ポリニャック夫人オンステージ。
- 見どころ?:このおっさんらはー(^^;A<オルレアン公&ド・ゲメネ公
- 16話:母、その人の 名は…?
- ロザリーをお姫さまだっこするオスカル。オスカルの方が足細(ガッ
- もう少し数エピソード同時進行しても良いのではないかと思うくらい、エピソードが個々に固まってる印象。前回のトンデモエピソードは後始末どころか片鱗も残ってません。
- 見どころ?:ロザリーの心象風景、またはじけとるなー(^^;A
とんでもないオリジナルエピソードでぽかーん。
- 17話:今めぐり逢い の時
- 対ポリニャック戦続き。偽呼び出しで襲われるところまで行きますが。シャンデリア落ちのところは流石にアンドレがオスカルを突き飛ばす展開になっとりました(^^;A まぁどっちでもいいんですが。
- 見どころ?:徹夜明けで真っ白になって寝てる人(笑)
- 18話:突然 イカルスのように
- フェルゼン帰ってきたー。時々ものすごく変なBGMが入るので気になる(^^;A 所々男前な顔が入ってるなーと思ったら原画に本橋氏が入ってましたわ。
- で、マリーちゃんがこう…泣いてもツッコミしかできませんことよ(^^;A ルイ君の事考えてないからなぁ、この人は……。
- 見どころ?:ばあやをなだめる将軍。
- 19話:さよなら妹よ!
- 監督交代。「わたし、ちゃんと手を洗ったわ」の話。原作より過激になっとります。
で、普通に面白かった。そろそろ定番の止め絵とかあるし(笑)
- 見どころ?:シャルロットでなくとも結婚したくねーNo.1になりそうなド・ギーシュ侯爵とお庭のカエルらしき石像(^^;;;;;;
- 20話:フェルゼン 名残りの輪舞(ロンド)
- アバンタイトルで既に止め絵が一枚。男性陣の肩幅が広くなってまいりました。作画監督は変わらないのに、明らかに絵柄が変わって皆の漢前度が上がってます(^^;A
- 礼装オスカルとマリーさんのダンスシーンの絵がーーー orz
キャラはさておき武藤礼子の声で萌えてみたり(合掌)。
- 見どころ:吟遊詩人初登場。
転換期です。思い返すと、原作を知っているせいか前半は結構退屈ですね。なんつーか、キャラや話をそのまま盛りつけただけのような感じで、薄味。うん、あの濃いぃ絵だけど薄味(^^;A 一話でいきなり突っ張りまくるオスカルさん、その後と繋がってませんしね。あとBGMがちょっと……OP、EDアレンジ以外にいいのが無い、っていうかあの変な曲は一体なんだろうというのが複数あるのはどうか。
よく考えなくても前半はちんたらしすぎ(全50話だったと仮定しても進行遅め)ていたので後半大変だったのですな、いやはや。後半の演出にちょびっと期待。
- 21話:黒ばらは 夜ひらく
- ここからしばらくはジャンヌオンステージ、詐欺大会。ローアン大司教がよく動く(笑) オスカルごと巻き込むようにしてるのは上手いですな。で、夜の見回りは無理矢理にでも付き合おうよ>アンドレ
- ニコル・ド・オリバの声は松島みのり?
- 見どころ?:ジャンヌの男前度?あらぬ方向いっとるけど(^^;A
- 22話:首飾りは 不吉な輝き
- マリーさん長女ご懐妊から長男出産まで時間がふっとんでいるのにびっくり。マリア・テレジア崩御、首飾り事件発生と。そういえばアニメオスカルはピアノひくんですな。
- 酒場での殴り合いはシチュエーション変わってるので、「一晩抱いて歩くぞ」がありません(^^;A 肩車&馬引きというのも不思議。
- 見どころ?:ここからエンディングのあのセリフがありません。1クール分くらいだったような記憶がありましたが、結構長く流してたみたいですね。
- 23話:ずる賢くて たくましく!
- 裁判シーン長っ。ジャンヌ主役だからかマリーさんの作画にちっとも力が入っておりません(^^;A
- 見どころ:ロベスピエール先生の演説が入ります。ぼちぼちです(何が
- 24話:アデュウ、 わたしの青春
- 目薬常備ポリニャック夫人対ロザリー? 絵のムラがありすぎて呆然&話がえらくみっちり詰まってて呆然。ジャンヌの最期が綺麗すぎるきらいはありますが、まぁ盛り上がるのでいいかしらん。……あー、あの最期はロザリーを救済するためなのかも知れないとも思ったり。(ジャンヌの最期を原作通りの展開にすると、この話が『怪奇大作戦』24話のように欠番になってた可能性もあることに、後で気がつきました(汗))
- 見どころ?:おっさんまたかー!<オルレアン公
世情も画面も暗くなって、それに伴いアンドレも段々渋く(and 暗く)なってまいりました。吟遊詩人の画面専有度が上がってきてます(^^;A
オスカルは元々情に厚いタイプですが、アニメでは情にもろい印象があります。原作は女性キャラの男前度がかなり高いですが、アニメでは逆(というか一般的?)に女性キャラの女性度を上げているように感じるのでした。
- 25話:かた恋の メヌエット
- アンドレがオスカルに投げてよこしたリンゴにちょっかいかけつつ帰還報告する北欧貴公子。どこの海賊船長かと(違 この時のオスカルの無邪気な喜びようは何なんでしょう。
- ジャルジェ家に滞在するフェルゼンとじゃれるアンドレ、見守るオスカルの図がなかなか。三人でパリの様子も見に行っちゃうし。で、どうやらこのオスカルはこの話内だけでフェルゼンへの想いを自覚→舞踏会で降りきり、と超スピード解決を図ってるように見える(けど舞踏会で再燃してませんかこの人(^^;)。これまでにフェルゼンをどう思ってるかという描写があまり無くて、帰ってくるはずなのに帰ってこなくて荒れるのはあったけど、それでもいきなりに見えるのね。なんというか細切れ。
- 見どころ:オスカルのドレス姿を見た人々の反応(笑)
- 26話:黒い騎士に 会いたい!
- 黒い騎士出たよー。アンドレが居ない時に黒い騎士が出る+αでアンドレを疑うオスカル。斬新ですな(^^;A 本人は教会での勉強会に通い始めてる。偽黒い騎士も自分から言い出すし(このシーンはなかなか良いですよ)。アニメオスカルさんは毎度のごとく彼の言動の裏を読めません、というかあれだけ長い事一緒に居るのにフェルゼンに気を取られてるせいか本当に表層しか拾ってないのがごっつ不幸(汗)
- 見どころ?:安物をパクってくる偽黒い騎士(笑)
- 27話:たとえ 光を失うとも...
- この回のオスカルとアンドレは割と素直なよーな?ところで黒い騎士をかよわい娘ひとりの家に預けて良いのかオスカルさんや。結果オーライとは言え(笑)
- 見どころ?:ワインコレクションで釣られるオスカル(^^;A
- 28話:アンドレ 青いレモン
- アンドレの右目ピンチ、えらい早いですな。いつまでも仲良しではいられない微妙な五角関係が道を違えて行く様が一話にみっしり。
- アンドレがオスカルを想い続けて20年はいいとして、アンドレが引き取られてすぐのせいくらべが23年前の謎。アニメだと6才と5才からで29と28?オスカルの生年1755年+28で1783年。首飾り事件が1785〜1786年。原作通りの8才&7才でも1785年になって、あれれーな事態になってるようです(^^;A
- このオスカルさんの脳内では、近衛を辞める=マリーさん、フェルゼンと会わなくて済む&アンドレが自由に行動できるようにしてやる(他の件でいっぱいいっぱいの状態で自分の身代わりになって失明した彼が心配なのと同時に視界に入るのも辛かった?)、だったのだろうなー。ベルナールの「王妃の犬」発言はそんなに堪えてるように見えないので。
- 青いレモン来ましたー!<ヾ(^^;
- 見どころ?:衛兵隊員初登場。楽しそうですね(笑)
世情とキャラ達が革命に向かって突っ走ってます。
オスカルが人として考えて動くのではないところに違和感を感じます。「より男として生きるために」というセリフは、実は逆のことを指していたりしませんか。まぁ原作の方は理想の人物像になるよう(象徴的な?)男女どちらの要素ももたされているようにも感じるので、それをぶち壊しつつ可愛く生きるのがアニメオスカルだとも言えますし、原作とアニメの間に実写映画版の実に女らしいオスカルを間に挟んでみると、すんなり納まる変化かも知れません。アンドレから見ればいじらしくてたまらんのではなかろうか。
ただ、個人的にこういう突っ張り方のキャラは苦手です。
- 29話:歩き始めた 人形
- オスカル→フェルゼンとアンドレ→オスカルは同じでも等価ではないと思うので、やっぱり違和感ー。
吟遊詩人と会話するアンドレ、アニメの象徴的なシーンやも。
- で、オスカルに供をしなくていいと言われたアンドレ、アランのつてで衛兵隊入隊してるし、ジャルジェ家の仕事はどうしたっ!衛兵隊ではオスカルのきれいな顔とむさくるしい野郎どもとの対比が凄いことになっております(^^;A
- ジェローデルが妙に可愛い(笑)
- 見どころ?:鳩にエサをやるアンドレ
- 30話:お前は光 俺は影
- そういうことで結婚話。サン=ジュスト君のテロ開始とか、ばあやからオスカルの結婚話を聞いたアンドレがリンチかけてきた隊員達と喧嘩とか。
アランが大人すぎてびっくり、というか、アニメアランは落ち着いた兄貴だねぇ……これはこれでいい。最後で畑やってるのも納得。
オスカルの花婿選びパーティが
ブイエ将軍主催
だってーーーーーーーーーー!!!!!
今までで一番驚愕の展開!!!
- 見どころ:ジャルジェ将軍がただのお父さんに。
- 31話:兵営に咲く リラの花
- ディアンヌの髪が黒じゃないーーーー!で、アランと頭2.5分くらい違う(汗) 皆身長いくらかね。
外国のVIP護衛というオリジナルエピソード入ります。この運動会みたいなBGMはなんだろう(^^;A
- 見どころ:アンドレを微笑ましく見守るアラン兄貴。
- 32話:嵐の プレリュード
- アランとオスカルの決闘シーン、夜で雨(^^;
- 馬車襲撃され事件とディアンヌ自殺事件(死後一週間の割には遺体が美しい……)までみっちり詰まってます。襲撃シーンの臨場感は凄いというか、明日のジョーというか。丹下段平の群れというか(^^;A アンドレが吊るされそうになるカットは、さすがにばっちり覚えてました……(汗)
- 何やら死の臭いが充満してきた回、紫陽花が咲いてる_φ(..)
- 見どころ?:フェルゼンのニヤリ顔。
貴族側の描写がかなり削られているので、マリーさんごぶさたです(次回は出るはず)。
オスカルが正に「時代に流されるヒロイン」と化してます。原作ファンの視聴者としては颯爽と駆け抜けて欲しいのですが。
- 33話:たそがれに 弔鐘は鳴る
- 1788年、三部会開催決定。1789年1月、ベルナールとアンドレの再会、いつのまにかロザリーと結婚してる誰か(笑)
- 王太子殿下とオスカルのやりとりはほぼ原作通り。5月三部会開会、6月王太子没。
- アラン兄貴が面倒見良過ぎてびっくり(^^;A
- 見どころ:教会で祈るマリーさん。護衛のフェルゼンの前を「前を失礼しますよ」で通り過ぎ、マリーさんと並んで祈る国王陛下。
- 34話:今 “テニス・コートの誓い”
- アラン兄貴とアンドレの会話で三部会状況説明は楽しいかも。そろそろオスカル喀血。1789年6月20日ジュー・ド・ポームの誓いから衛兵隊の命令拒否まで。ロベスピエール先生目立ちまくり。
- 議場入り口で牛歩がなんともはや(^^;;;;;;
- 緒方賢一声は出ずっぱりかな?
- 見どころ?:ブイエ将軍がジャルジェ将軍と古くからの友人……仲いいのね(汗)
- 35話:オスカル、今、 巣離れの時
- ジャルジェ父の前でどさくさまぎれに娘に再度告白する従僕。父と娘のやりとりが良いです。で、アンドレが身分のことで落ち込みはしても原作みたいな悩み方はしていないのが面白い。こういう劇中での当時としては先進的な考え方をしている部分は、アニメアンドレの方が良いと思ったりもします。身分差の縛りがどれほどのものであったか理解しずらい現代人には、その方が素直に見られるということでしょうけど。
- アベイ牢獄の展開は市民パワーを見せる方向へシフトしてます。
- 次回予告で権力の亡者と言われてるマリーさん。それは違うような気が。保身だよね、保身。
- 見どころ??:エキストラの議員にデスラー総統がまじってるんですけど(^^;A
- 36話:合言葉は “サヨナラ”
- ロベスピエール先生とネッケルの会談がアバンタイトル(^^;A
- 1789年7月。パリに集まる国王軍とパリの状況描写、優柔不断な国王陛下に変わって発言しまくりマリーさん等々がみっちり。マリーさんとオスカルの決別がオマケに見える(^^;A
- 見どころ?:サン=ジュスト君……(^^;A
ようやくオスカルがオスカルらしくなってきたかな???というところ。
そういえばジェローデルにちゃんと断ってたっけ? アンドレのことも持て余してるっぽいのでほったらかしかも(^^;A(アンドレのことをうらやましがる「オスカルの従僕でも馬丁でもなりたい」発言した30話のジェロさん、マドモアゼルの方は身分で侮辱したと感じたようですが、彼の方にはそんな意図は無かったと思われ。根っからの貴族ゆえの微妙なナニはあったでしょうけど。)
これだけ革命への流れをみっちり描いているのを見ると、前半でマリーvsデュ・バリーに3話も使ってるとか偽懐妊なんて有り得ないエピソードが入ってるのとかが非常にもったいない。アニメは始めからオスカル主役に設定されているようですし(でなければあの茨でぐるぐる巻きなメインビジュアルは有り得ない)、ばっさり削ってもかまわなかったのでは……。制作当時の視聴者は原作知ってるベルばらファンが多かったでしょうから、それはそれで大変だったとは思いますが。
アニメのオスカル&アンドレは「光と影」じゃなくなってるので、エンディングも微妙にあってません歌詞が、特に後半。
- 37話:熱き誓いの 夜に
- 1789年7月12日、アンドレが日記書いてる。オスカルの方はラソンヌ先生に診察を受けた際にアンドレの目のことも聞いてしまう。ということで、オスカルとアンドレの身体のことが周囲にヒソカにバレまくる回でございます。ダグー大佐……(ほろ
- アンドレが気配察知しなさすぎ&バレバレの出任せで墓穴掘りまくってるのが不自然。あと、肖像画ができ上がったとたんにキャンバスが巨大化、画面に写る度に大きくなってます(汗)
- 出動命令→本部へ移動の間に民衆に襲われて森へ避難→ほたる。
- 見どころ?:ほたる(笑) 夜7時のゴールデンタイム放映だったという条件はさて置きまして、昔の邦画風のイメージ演出なのはいいんではないでしょうか。オスカルのプロポーションがボロボロ(アンドレも)なのが絵的に非常に惜しいがっ!!!
- 38話:運命の 扉の前で
- 1789年7月13日。解ってるけどアバンタイトルでネタバレしないで欲しい(汗)
- 原作ではもう少し恋人期間長かったのが、アニメではオスカルの告白〜死別までたった2日なんですよな……。(いや、告白の流れで蛍だったから、12日夜〜13日夕方で丸1日無い)
- で。「夫の意見に従う」というオスカルが物凄く不自然。いや、男に振り回される風味のアニメオスカルとしては不思議でもないし、これはこれで可愛いかも知れないけど。オスカルとアンドレの関係は、一般的?だったであろう夫婦の役割が見事に一部逆転しているところにも面白みがある訳で、それをオスカル自らぶち壊さなくてもなーと思うんですよ。彼女には誰かの選択に自分を合わせるのではなく、自分で選んだ道を走っていってほしい。オスカルの優しさを表現するのに、人に合わせるだけに見える展開は無い。アニメアンドレの方にも問題があって、終盤の描写は彼自身の意志で動くというより、アラン兄貴にくっついていってる風に見えるんですよ。なんと言われようとオスカルについていくという彼自身の選択はどうなったのかが行動ではイマイチ見えてこなくて、謎。オスカルに意見求められて、隊員代表っぽく口をはさんだアランの意見を聞いて、「アランの言う通りだ」は無いんでないかい?
- 寝返る衛兵隊を信用しない市民との仲をベルナールが取り持つのは自然、オスカルさんの奇襲作戦はとってもうかつ(汗) そんな短時間で半数減って。
- どっかの兵が撃った銃弾にあたるアンドレ、昔は「流れ弾」と認識していた(^^;A のですが、よく見るとオスカルの代わりにあたったとも言えますか。原作アンドレだったら気配だけでオスカルの前に飛び出してるところが、弾が向かってくるのに(目が見えてないから)気が付かなかったらしいアニメアンドレが悲惨。心眼使ってほしかったなぁ(^^;;;
- 見どころ?:無断休暇をとるダグー大佐
- 39話:あの微笑は もう還らない!
- 1789年7月13日夜〜7月14日。医者が何人も名乗り出るところとデカいベッドは不自然に感じます。シーツが風であおられるカットの重さが凄い&夜の町を泣きながら放浪するオスカルが痛々しい。
- 吟遊詩人死去、遺体はセーヌへ。やたらと美形の息子、野沢雅子声ですな。
- バスティーユから衛兵隊指揮官を狙って銃撃がはじまって次回へ続く。この夫婦は……orz っていうか前話と同じ演出か。
- 見どころ?:オスカルをなぐさめるように登場する愛馬。
- 最終話:さようなら わが愛しのオスカル
- 本編最終。バスティーユ陥落一時間前にオスカル没。走馬灯シーンの色鉛筆画、タッチはとても好きなのですがデッサ(以下略)
- 精一杯駆け抜けたというより、いかにも死に場所探し&アンドレの後追いましたーみたいな雰囲気がどうにもこうにも。原作知らなければ、この可愛くすがりついてくるアニメオスカルも妙なところで鈍感なアニメアンドレも有だと思います、たぶん。等身大風味で。
- バスティーユ襲撃から五年後、畑耕すアランのところへ訪ねてくるベルナールとロザリー。二人の回想をアランが聞く形で革命その後。「パンがなければおかしを(略」がマリーさんのセリフになってるようですがいいんですか(^^;A
- 海の見える丘にたつ墓碑はアランの母と妹のもの。どこか解らないですがとりあえずアラスじゃないっぽい? このカットをオスカルとアンドレの墓だと覚え間違いしているパターンが(^^;A<それは私のことです
- 見どころ?:回想で済まされる革命その後のはしょりっぷり。
最終巻、ジャケット裏に3つ画面写真が入っているのですが、一枚裏がえし……アンドレの左目が開いてますよ(^^;A
LD-BOX解説書のキャラクター説明文、原作準拠で書かれているようなのでアニメ解説としてはどうかなぁ。アニメアンドレは「オスカルをかばって戦死してない」し、ばあやは7/12時点で元気に登場して以降出てこないのでどうなったか解らないし。
全編観賞終了した訳ですがっ。もし原作知らなかったら……今ならマリーさんvsデュ・バリー夫人の戦いが続くあたりで試聴打ち切ってるような気がします(^^;A で、後半が異様だったと人づてに聞いて再放送で見直すとか、そんな感じ。
やはり原作を知っていて、原作漫画が好きだと辛いところは山ほどあります。一話の「女のお守りなんてしたくない」発言のオスカルから度肝抜かれたり (^^;、違和感のほぼ全てがオスカルの描かれ方の違いに集約されそうです。アニメのメインビジュアル「茨にからまれて身動きできないオスカル」そのままに、時代にのまれて消えていってしまいましたから。原作オスカルなら、からみつく茨を斬り飛ばしながら駆け抜けていってくれたことでしょう。(LD- BOXの『Lady Oscar MEMORIAL BOX』という例の実写映画風タイトルが意味深?)
前半が原作を踏まえつつトンデモなエピソードが追加されていたり、後半は民衆側の集団劇になって“ベルサイユの紅薔薇”様ことマリーさんがほとんど出なかったり(フェルゼンなんて「まだ居たの?」状態(^^;)と両極端に揺れてました。一時期にどちらかに振りきるんではなく、もうすこしバランス良く、貴族と平民の違い(搾取する者とされる者という違いだけではなく)や各キャラの関係、各エピソードの流れなど、原作のすき間を埋めるように緻密に再構成されたものを観たかった気がします。アニメ制作時には原作連載はとっくに終了していた訳ですから、不可能ではなかったと。原作の方は、読者には受けそうでもストーリー上重要でなくクドくなりそうな場面はありませんし(アンドレが死んだ夜のオスカルの行動描写が無い他)、重要な場面がギャグ風にさらっと描かれていたりしますんで。
全体としては……一部BGMのへっぽこ具合が印象に残って困ります(汗) なんだろうあれは。
後半はまぁ面白かったです。市民感情を手っ取り早く伝えるためのキャラ配置だと思われる、原作とは真逆の兄貴なアランがお買い得です☆(革命勃発時点でオスカル33才、アンドレ34才なのでそれより上ということになりますが。アンドレに「若いの」と呼びかけるくらいなので40後半かも。嫁入り前の乙女だった妹はいったいいくつの設定だったんでしょうか。)
前半の迷走っぷりに割かれた時間がもったいない。本放送時は巨人戦野球中継で10週程度はつぶれまくって、余計に時間は削られていた訳ですがっ。スタッフ入れ替えとか時間無いとか、作品にとってそれなりの不幸があったにもかかわらず、とりあえずまとめあげた後半の出崎監督に敬礼。
自分の好みに走って、別のスタッフで新しいの作ってくれないかなーとか思ったりします。『ウルフズレイン』のスタッフなら作風も合いそうなので、監督:岡本天斎さん、キャラクターデザイン:川元利浩さんのボンズ制作で。脚本は金春智子さんや太田愛さん、音楽は服部隆之さんとかどうですか。ただの一視聴者の願望ですけどね(笑)(2007/06/10/06/26 update)
- 『ベルサイユのばら』
- 放映期間:1979年10月10日〜1980年9月10日(日本テレビ系、水曜日 19:00〜19:30)
- 全40話+総集編1話(地方によっては「燃えつきたバラの肖像」を24話・最終回として放送)
- スタッフ
- 原作:池田理代子(集英社マーガレットコミックス刊)
- 企画:梅谷茂/山本又一朗
- 総監督:長浜忠夫(12話まで)
- チーフディレクター:出崎統(19話から)
- プロデューサー:銀谷精一/加藤俊三
- 脚本:篠崎好/山田正弘/杉江慧子
- 演出:山吉康夫/今沢哲夫/岡崎稔/永丘昭典/出崎哲/関根芳久/竹内啓雄/西久保瑞穂/大賀俊二
- キャラクター・デザイン/作画監督:荒木伸吾/姫野美智
- 美術監督:川井憲/窪田忠雄/水谷利春
- 撮影監督:高橋宏固/宮内征雄
- 制作担当:青野史郎
- 文芸担当:本間一行
- 選曲:鈴木清司
- 音楽:馬飼野康二
- 主題歌:
「薔薇は美しく散る」
作詞:山上路夫 作曲・編曲:馬飼野康二 歌:鈴木宏子
「愛の光と影」
作詞:山上路夫 作曲・編曲:馬飼野康二 歌:鈴木宏子/志垣太郎
- 製作:東京ムービー新社
- キャスト
- オスカル:田島令子
- アンドレ:志垣太郎
- アントワネット:上田みゆき
- フェルゼン:野沢那智/堀勝之祐
- ルイ16世:安原義人
- デュ・バリー夫人:来宮良子
- ポリニャック夫人:武藤礼子
- ロザリー:吉田理保子
- ジャンヌ:松金よね子
- ジェローデル:三景啓司
- ロベスピエール:森功至
- ベルナール:野島昭生
- サン=ジュスト:古川登志夫
- アラン:山田俊司
- ジャルジェ将軍:内海賢二
- オルレアン公:市川治
- 語り手:本山可久子
- 劇場版『ベルサイユのばら 総集編』
- 1990年/90分
- (東京ムービーのサイトでは、1989年3月公開、サブタイトル「生命あるかぎり愛して」となっている。LD-BOXにはこれらの表記が無い)
- スタッフ
- 企画:梅谷茂/山本又一朗
- プロデューサー:加藤俊三
- 原作:池田理代子(集英社マーガレットコミックス刊)
- 脚本:山田正弘/篠崎好/杉江慧子
- 監督:こだま兼嗣/竹内啓雄
- キャラクター・デザイン:姫野美智
- 作画監督:荒木伸吾
- 美術監督:水谷利春/窪田忠雄/川井憲
- 撮影監督:高橋宏固
- 編集:鶴淵允寿
- 構成:竹内啓雄
- 演出協力:出崎統/長浜忠夫
- 選曲:鈴木清司
- 録音スタジオ:東北新社
- 現像所:イマジカ
- 製作:東京ムービー新社
- 主題歌:「薔薇は美しく散る」
作詞:山上路夫 作曲・編曲:馬飼野康二 歌:鈴木宏子
- キャスト
- オスカル:戸田恵子
- アンドレ:水島裕
- アントワネット:上田みゆき
- フェルゼン:富山敬
- ルイ16世:井上和彦
- ジャルジェ将軍:内海賢二
- ジャンヌ:吉田理保子
- ベルナール:野島昭生
- アラン:山田俊司
- ロベスピエール:池水通洋
- ばあや:梨羽由紀子
- ほか
- 語り手:武藤礼子
LD-BOX発売元:ケイエスエス 販売元:日本ソフトシステム KSLD-118
11枚組/カラー1115分(全40話+総集編+劇場版収録)
モノラル/マルチオーディオ/CLV
ボックス&ジャケットイラスト:杉野昭夫
スタッフ&キャストのデータはこちらが詳しいです。→『ベルサイユのばら』(WEBアニメスタイル)
(2007/07/17 update)